- 連携先
- 宮崎県庁、宮崎⼤学
- 期間
- 2021年9月〜
- 担当教員
- 若杉浩一
- 内容
森林資源の価値化のデザイン、宮崎県の事業プログラムに学生が参加することになっている。今年度は昨年度の学生が年間を通じて計画していた「山大感謝祭」の実施を3年生と一緒に行なった。最初は林業と自分達の暮らしの遠さに戸惑い、また共同生活の対話に苦しむが、次第に関係性も深まり、地域のコミュニティーに接しながら本質的な価値や意味に気づいていく。面倒臭い、答えを欲しがる体質が、次第に自ら問いを立てる能動的スタイルに変貌していくのである。本当に、学生にとっても、地域にとっても、指導する側にとっても、苦しいが楽しい時間であり、本質的学びであると言える。生産者と、都市部の市民妻ぐメディアや、活動、里山の再生計画と様々な分野への彼らの眼差しや提案は、簡単ではないが継続する活動として、積み重なっていく。まさしく地域と継続的なデザイン活動という意味では学生達が率先して行なっている点においては、大きな成功事例と言える。