2021年4月に造形構想研究科 造形構想専攻 博士後期課程を開設します。
博士後期課程での学び
環境が激しく変化し、未来が予測しづらい現代では蓄積された知識の習得や特定の学問分野に終始するのではなく、既存の考え方にとらわれず、自ら課題を発見し、解決策を導き出すことが求められています。本研究科は、武蔵野美術大学が独自の造形教育と教養教育で培ってきた力、また現代社会が未来に向けて必要とする、「高度な創造的思考力」を修得した上で、様々な社会問題の解決や新しい仕組みづくりに強力なリーダーシップを発揮する人材、もしくは芸術とテクノロジー分野を融合し、新たなメディア表現と社会装置化によって創造的イノベーションを起こしうる人材の育成を目指しています。修士課程では造形構想学部との連続性のある学びにより、学部生のマネジメントを経験したり、分野を横断したサービスデザインやデザインビジネス研究を通じて、新しいビジネスやサービスを生み出す方法を実践的に学ぶことができるのが大きな特色です。今回新たに開設する博士後期課程では、分野横断的かつ超領域的な新しいサービスやビジネスの創出、新たなメディア表現や文化価値の創造に向けた、より高度な創造的思考力の応用発揮について研究し、徹底した実践とマネジメント教育によって、広く社会問題の解決手法の研究や新たな人類価値の創出を推進しうる人材を養成し、もって社会に貢献することを目的とし、それを高度に実践できる実行力、推進力、牽引力を習得することができます。
求める人材
本研究科博士後期課程では、現代社会が未来に向けて必要とする、高度な創造的思考力を修得した上で、様々な社会問題の解決や新しい仕組みづくりに強力なリーダーシップを発揮する人材、もしくは芸術とテクノロジー分野を融合し、新たなメディア表現と社会装置化によって創造的イノベーションを起こしうる人材を養成することを目的としています。
こうした能力を養うために、次のいずれかの能力・経験と意欲を持った入学者を求めます。
- 研究者または教育者を目指し、サービスやデザインの新たな価値創出、またはメディア表現の領域で学問的体系を構築するための基礎的な能力・経験を持つ人
- サービスデザインやデザインビジネス分野において、新たな社会的価値や事業構想を具現化するための基礎的な能力・経験を持つ人
- 映像・写真分野を中心に新たなメディア表現と社会装置化を探究するための基礎的な能力・経験を持つ人。
修了後の進路
修了後の進路としては、イノベーション分野での高度の専門的職業人、研究者、教育者及び、企業やスタートアップなどの実践、
マネジメントを担う業種に就職して強いリーダーシップを発揮することが考えられます。
設置概要
学科名等:武蔵野美術大学大学院 造形構想研究科 造形構想専攻 博士後期課程
入学定員:4名
修業年限:3年
開設年度:2021年
学位:博士(造形構想)
詳細な選抜方法等は7月公開予定の「募集要項」を必ずご確認ください。
※記載の内容は、現在構想中であり、変更される可能性があります。