たてやま⾷のまちづくりプロジェクト

千葉県の館山にはたくさんの農水産物、海と山の自然、伝統文化などがありますが、特徴付けられないという課題がある。食を中心にしながら、地域活性や社会問題の解決のために、地域住民、企業、生産者、行政と学生で「食のまち館山」をアピールできるようなアイデアの創出が期待されている。このプロジェクトは、単なるデザイン提案ではなく、地域の人や場所と共創しながら活動した。また、たてやま食のまちづくり協議会、館山市役所、社団法人旬菜館山を中心に、館山市の食に関する専門家、レストラン、農家など地域の人達や企業と共創した。また、クリナップ社とも共創も行った。学生たちは館山に４日間の滞在だけでなく何度か館山を訪問して提案を深めた。11 月 20 日には、「食のまち館山のフェス」と名づけて館山駅に近いナミカゼ館山にて館山の人たちに最終発表会を実施した。そこでは、食のまち館山サービスの提案・館山の料理の提案、食のメディアとキャラクターの提案・料理を楽しみ方の提案なども含まれていて、実際に「館山ラーメン」、「館山バーガー」「館山のピンチョス」などの料理も準備し、参加者に試食をしてもらった。参加者からも館山の課題を把握した実践的な提案であることを評価していただいた。