プロジェクト概要

北海道森町、産学2年目、そして昨年度の学生が3名常駐して卒業研究を進めている。行政・地域企業ともいい関係が出来ていて学生達を受け入れる素地がある。だからこそ、地域の可能性や魅力を感じ学生が継続的にこの地域に関わるのである。地域資源とは本来的に言うと、この人的資本が未来の可能性である。この事は学生達の方が強く意識している。今年は5名の学生が1ヶ月滞在し、現地で自分と森街の未来、そして森街の未来を考えた。それぞれ、自分が何を出来るのか、試行錯誤を繰り返しながら自分ごととしてやれる、身近なテーマを見つけている、またそれは、地元の人達に共感を与え、継続的活動へ繋がっている。プログラム終了後も学生たちは自主的に森町を訪れている。行政もこの学生達の動きに刺激を感じ、新しい人材の地域への関与の新しいスタイルに関心を持っている。


学生の感想

私達が取り組んだ課題は、森町の可能性を考察しながらも、自分自身の人生に向き合う必要のあるものでした。
難しい課題でしたが、4週間という長いようで短い期間で念密なフィールドワークを繰り返し、深く、リアルに、じぶんごと化して町を体験したからこそ、良質な悩みや気付きを得ることができたと思っています。
沢山の方々に応援して頂き、地域の力を借りて新しい自分を発見できた、貴重な体験でした。(丹野未唯奈)

  • 連携先

    北海道森町役場

  • 担当教員

    若杉浩⼀

  • 実施年度

    2022

  • 定員

    学部3年4名/⼤学院2名