たてやま食のまちづくりプロジェクト

千葉県の館山にはたくさんの農水産物、海と山の自然、南総里見八犬伝に代表される伝統文化などがあるが、逆にありすぎて特徴付けられないという固定概念を吹き飛ばすことが必要である。食を中心にしながら、自然と文化を活用した地域活性や社会問題の解決のために、地域住民、企業、生産者、行政と学生で「食のまち館山」を世界にアピールできるようなアイデアの創出が期待されている。
このプロジェクトは、単なるデザイン提案ではなく、地域の人や場所と共創しながら活動していく。活動内容としては、地域の調査をもとに、たてやま食のまちづくりのためのビジョン、ブランド、プロモーション、サービスや商品の提案などを検討していく。
最終的には学部生からは「まるっとたてやま」という名称で、館山にあるバラエティある魅力をまとめた提案。そして院生からは「えらべるたてやま」という名称で、食べ方が選べる、ライフスタイルが選べるという提案をすることができた。11 月 20 日に社会実験として館山にて「スタイル館山」というイベントを開催し、試作した食品、プロダクト、メディアなどを館山市の関係者に体験してもらえることができた。その中よりいくつかのアイデアは社会実装に向かって進んでいる。