
- 連携先
- 長浜市
- 期間
- 2024年9月〜10月
- 担当教員
- 岩嵜博論
- 内容
本プロジェクトは、琵琶湖の北側に位置する小さな湖である余呉湖を舞台に、水と人との関わりをナラティブデザインという手法で表現することを目的としたプロジェクトである。蛇口をひねれば、水はどこからともなく流れてきて、どこかへ流れていく。身の回りにある “当たり前” は私たちの生活を便利にしていくが、その反面失われていく感覚がある。このプロジェクトでは、そのような「当たり前の前後がどうなっているのか?」を可視化し、元来人間が持っていた感覚を取り戻しながら日々の生活に活用できるように落とし込んでいくサーキュラーデザインプロジェクトである。学生は余呉湖がある滋賀県長浜市に3週間滞在し、現地のフィールドワークを通じて、水と人の関わりにまつわるナラティブを収集、後半は市ヶ谷キャンパスに戻り、それらのナラティブを編集しながら、独自の提案に結びつけていった。はるか昔から続く先人たちの教えを読み取り、それらを現在の生活にどのように活かすことができるのかという問いのもと、デザインを行い、プロトタイピングを通じて実践し、地域に還元する試みを行った。当たり前のように存在する水を改めて捉え直し、水と人との新たなナラティブを紡ぎ出していった。